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ホーム  > コラム  > 切り替え方式のFlashで少ないエリアを有効に利用する

切り替え方式のFlashで少ないエリアを有効に利用する

Flashを見せ方の一つとしてサイトにとり入れることも珍しくなくなりました。
Flashが使われ始めた10年程前には、Webユーザビリティの第一人者であるJacob Nielsen(ヤコブ・ニールセン)氏が「Flash利用の99%が有害」との見解を発表しています。

Jakob Nielsen氏が考えるFlashがユーザビリティを損なう理由

懲りすぎたデザイン

  • デザインナーの独りよがりなアニメーション
  • 制作者目線の動線を押しつけかねない
  • 独自のGUIで一般性が損なわれる

Webの基本を逸脱
  • ブラウザの戻るボタンが利かなくなる
  • 文字サイズの変更が利かない
  • 障碍者のアクセシビリティを損なう

サイトの中心から目が離れる
頻繁なアップデートや情報価値を高めること、有効なビジネスツールとすることといったサイト運営の本来の目的を忘れさせる

参考サイト:U-site:Jakob Nielsen博士のAlertbox


それから10年たった現在でも同様の問題を感じさせるサイトもありますが、「99%が有害」ではなくなってきていると感じます。

参考図1:セキスイハイム東海様
切り替えタイプのFlashコンテンツ使用例

この例の場合、表示エリアの中で4種類の情報を訴求することができます。訴求したい情報をコンパクトに見せられることがFlashを使用する利点といえます。
ユーザーが知りたい情報が何であるかによって分類されている他、適切な画像の使用でアピールすることができています。また、キャンペーン情報などをトップページで訴求することができています。

ここで注意すべきことは、このエリアの中にどんな情報が掲載されているのかということを、ユーザーにわずかな時間で理解してもらう必要があるということです。
約 80%のユーザーは、表示されたページをざっとみて、自分の目的に合っていると思ったリンクから、次のページに移動していきます。参考サイトのように、ここのエリアには、今見てるもののほかにこれらがあるとユーザーに伝えることができて、はじめてFlashコンテンツが活かされるといえるでしょう。



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